杉並区西荻窪に拠点を構えるコワーキングスペースfactoriaには、会社の起業や個人事業主・フリーランスとして独立開業し、自分らしい働き方・ライフスタイルにチャレンジしている人々が集っています。
みなさんもご存知の通り、コワーキングスペースという場所は、異業種な人々が集い、コワーキング(共に働く)する場なので、コワーキングスペースであるfactoriaも、日々、異業種のメンバーさん同士でのコワーキングを通じて、ビジネスコラボ・ビジネスに関するフィードバックや情報交換をしているというお話を伺います。
今回のブログは、メンバーさんからメンバーさんにWebサイト制作依頼をされたビジネスコラボについてのインタビューとなります。 お仕事の依頼主は、書籍の編集者からアロマテラピーインストラクターとキャリアチェンジし、アロマ教室AMBER BOTTLE AROMATHERAPY主宰の坂田弘美さん。
お仕事を受託されたのは、個人事業主から12年目に法人化し、現在はパートナーの方々と提携し、5~8名体制でプロジェクトを推進している、シノビプラン合同会社CEOの服部和友さん。
お二人には、ビジネスコラボに至った背景、Web制作から公開までの流れ、今後の展開などについて伺っています。(雑談も結構ありますが、factoriaの雰囲気が伝わって楽しめると思います*:)
それでは、早速、インタビューにいってみましょう。
佐藤
まずは、お2人の自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?
服部和友さん(以下、服部さん) シノプラン合同会社の服部です。
主に取り組んでいることは、インターネット付随のサービスをメインに活動しています。具体的に何をやってるかっていうと、ウェブサイトの制作やデジタルコンテンツの制作など主に制作周りの取り組みを行っております。
佐藤
例えばですが、どんな業種のウェブサイトを今まで作られてたことがあるんでしょうか?
服部さん 中小企業様からご相談をいただくことが多く、業種ですと飲食やケータリングの企業さん、半導体などの精密機器などを扱う企業さんです。 企業さんが取り扱っているものを、ウェブでコンテンツとして見せたいというご要望を形にしていくことをやっています。
坂田弘美さん(以下、弘美さん)
アロマセラピー教室のAMBER BOTTLE AROMATHERAPYの主宰兼講師をやっています、坂田ひろみです。
教室は、昨年2022年から始めまして、その時からfactoriaを教室のスペースとして使わせてもらっています。今は教室のレッスンと2月1日からスタートしたオンラインショップの運営をやっています。
後で出てくると思いますけれども、服部さんに制作していただいたウェブサイトの上でコラムを書いたり、メールマガジンを発行を通じて、アロマセラピーの楽しさやお役立ち情報等の情報発信も行っています。
というのも、アロマテラピーをライフスタイル系に寄せて広げていきたいと思っているので、そういった活動をしています。
佐藤
有難うございます!実は、弘美さんの書かれたコラムをよく拝見しています。
弘美さん
有難うございます。
佐藤
毎回コラムを拝見している理由として、すごく文章というか、伝え方が上手で、ストーリーテリングだなと。
どうして、あんなに上手に書けるんでしょうか?
弘美さん 自分では上手く書けてるかどうかは全然わかんなくて。
ただ、前職が書籍の編集者だったので、一応ストーリーというのはやっぱり意識しています。
コラムも1本1本のストーリーっていうよりは、コラムというものを通して、AMBER BOTTLE AROMATHERAPYとはなんぞやとか、アロマセラピーのことをストーリーや筋立てを考えながら小出しにしてるっていうのが、1番の狙いでもあるので、そこを崩さないようにやってるから、ストーリーが流れていってるように感じられるかもしれないです。
佐藤
大まかなコンテンツの流れみたいなものを決めてから、細部を決めてくみたいな、そんな感じのイメージですか?
弘美さん
そうですね、イメージ的にはそんな感じです。
佐藤
なるほど。ゴールまでどういうストーリーを作るか、みたいなことを考えて書かれるんでしょうか?
弘美さん そこまではしませんね。
ざっくりとしたイメージだけで、こういうことをしたいっていうことだけは、はっきりさせてあるんですけれども、あまりこの段階でこういう感じっていうところまでは決めてないです。
やっぱり、書いていったり、作ってるうちに、どんどんいろんなことが同時並行で起きてきているので、そういうことも所々で反映させたりすると、やっぱり変わってきますね。
この辺は、自分1人でやってるということもあって、柔軟にやりつつ、コンセプトだけは崩さないようにしています。
佐藤 次回のコラムを楽しみに待ちつつ、引き続き、勉強させていただきます。
《 ビジネスコラボに至ったきっかけと決め手とは? 》
佐藤
今回どのような流れでお二人のコラボになったのか、その背景やきっかけについてお伺いしても宜しいでしょうか?弘美さんから聞いた方がいいですか?
弘美さん
そうですね、私が服部さんをナンパしたのでw
佐藤
そうなんですねwナンパしたきっかけ、教えていただけますか?
弘美さん factoriaメンバーさんの送別会の時に、初めて、服部さんとお会いしまして。その時に名刺交換をさせていただいたことがきっかけです。
実は、ずっとウェブの制作をどうしたらいいのかって悩んでいたんです。あれっていつでしたっけ?
服部さん
去年の6月20日前ですね。
弘美さん 私が教室でレッスンを始めたのが4月だったんですが、ウェブサイトを早く立ち上げなきゃって、ずっと思っていたんです。でも自分では絶対にできなくて、誰かにお願いしたいけれど、 どこから探してったらいいのかわからないという状況でした。
そんなタイミングで、送別会で「いい人見つけた!」と思ったことと、factoriaメンバーだからいつでも近くにいるし、factroiaでは入会時にインタビューがあり、コミュニティや使い方がフィットするかどうかなどを大事にされていると伺っていたので、これは絶対に大丈夫!と思い、後日、シノビプランさんのウェブサイトやポートフォリオを拝見してみたら、すごくおしゃれな感じで制作されていて。 名刺交換の後日にミーティングをさせて頂き、制作をお願いすることにしました。
佐藤
送別会で服部さんと名刺交換をして、どうして「この人!」って思ったんですか?
弘美さん まず1つは、factoriaメンバーっていうことが結構大きいですね。 全く知らないウェブ制作会社の方にいきなりコンタクトを取るのって、ちょっとハードルが高かったっていうのもありますし、 やっぱり近いっていう感じがすごくしたからですね。
佐藤
近いとはどういう意味ですか?
弘美さん
同じ空間に集まってくる仲間みたいな感じがしてるので、心理的に近いという感じですね。 やっぱり、近くにいる人にやってほしいと思っていたので、 それが大きかったです。あとは、服部さんが制作に結構注力して全部やってくださったことも良かったです。
エンジニア的なことっていうよりも、ウェブサイトの見た目を重視してくれたり、 こんなサイトが作りたいっていうのを、実際に形に落とし込んでくれそうな感じがしました。
それは、ポートフォリオを見て「やっぱりこの人だったら大丈夫!」と思い、制作を依頼したという感じです。なので、factoriaメンバーさんだったっていうことと、今までの実績を拝見して、こちらの意を汲んでくれそうだなと思ったところです。
《 Webサイト制作にまつわるあれこれ 》
佐藤
なるほど。ひろみさんがこういう風な色を使ってとか、こういうデザインにしてみたいというのがあって、 服部さんにお願いしたのか、それとも、ざっくりイメージを伝えて、服部さんがデザインを起こしていったみたいな、どちらなんでしょうか?
弘美さん 服部さん、どうでしたっけ?
色だけはアンバーボトル色が希望だったので、それはお伝えしたんですけども。
逆に服部さんから、「こんなサイトが作りたいなど希望があったら、それを教えてください」って言われて、色々探してみたところ、「こういう風なサイトがいいです」って言ったら、 すごくシンプルな感じに作ってくれて。
希望としては本当にシンプルな感じにしたかったので、それをうまいこと作っていただきました。
佐藤 可愛かったです!
ウェブサイトのトップへ戻るアイコン。私の中では、あれが一番ヒットでした。
弘美さん
毎回言ってますもんねw
佐藤
あんなアイデアはなかったんで、見た時に可愛い!と思って、弘美さんに聞いたら、これは服部さんのアイデアだよ!って聞いて。こんな乙女心をお持ちだったのかと!
弘美さん
全然、私も考えてもいなかったので。
佐藤
トップへ戻るボタンは、普通、矢印っていうイメージだったんですけど、これはいいなと思いました。
弘美さん
一般的には、矢印がありがちですよね。
佐藤 あのボタンのデザインって、テンプレート化されているホームページ制作ツールではできなくて、ウェブデザインを1から作ったからこそ、細かいディティールまで拘ることができたのかなとかって思いました。
やっぱりプロが作ったものは全く違うなと。 ほんと、すごく素敵でした。
弘美さん、服部さん
有難うございます〜。
服部さん 実は、僕もお声がけをいただいた際に、弘美さんに伺ったんですよ。
どうして、僕なんでしょうか?と。
佐藤
そこ知りたいですよね!
服部さん 今、弘美さんがおっしゃった通りで。factoriaという共通点があったことですね。
そこが心理的な安心材料になっていることは、今、初めて聞きましたし。コミュニティがあるからこそ、声をかけやすいってのも1つあったのかなと感じています。
今日は、一応、これまでの資料も全部持ってきたんですよ。
弘美さんから、ウェブ制作に関する資料を6月20日のミーティング時に頂いたんですよ。
佐藤
どんな資料です?
服部さん
ウェブサイト開設にあたっての内容についての資料ですね。どういうものを想定されているかなど、結構、内容を用意して頂いてたので、助かりました。
佐藤
すごいですね!
服部さん
だから、しっかり考えていらっしゃるんだなと思いましたし、これに対して何ができるかってのを整理して、提案するところから始まった感じです。なので、いきなり始まったっていうよりは、弘美さんからの資料を頂き、それを基に「こうしましょうか、ああしましょうか?」ってやり取りをして、その後、7月になってからウェブサイト制作に動き出したという流れで、結構、丁寧に段取りをしていきましたね。
佐藤
1ヶ月ぐらいのミーティングを重ねて、それで実際に作り始めたという流れだったんですね。
弘美さん
制作後も、何回か進めて、戻ってみたいなのも何回かお願いして(申し訳なかったです)。
服部さん
それは、普通にありますよ!
大体のスケジュールを組んでいて、そんなに大きくはズレずに「11月には公開しましょう!」って話し合いました。ただ、オンラインショップは下地だけ作って、後はひろみさんが進めるということになりましたね。
弘美さん あれがちょっと、色々設定が面倒くさくってw
ちょっと話はそれますが、商品情報を登録するために、商品1個1個の説明をつけるんです。例えば、精油の場合は、香りの特徴って絶対必要なんです。
ただ、自分でもなんて表現したらいいのかわからない香りって、いっぱいあるので、それに結構、時間がかかったり。お客さんごとに、コードディスカウントみたいなものを設けようと結構ややこしいことをやろうとしちゃってて、それに1週間ぐらい費やしてしまいました。なので、先週はずっとそれについて考えながら、テストも重ねてやっていたら、もうなんか頭ぐちゃぐちゃになって。
ようやく、まあ、なんとかなりそうだなっていう感じです。
佐藤
お疲れ様ですwところで、ウェブサイト内のコンテンツは、弘美さん自身が掲載や変更されたりとしている感じですか?
弘美さん
そうですね。
服部さん
こちらの段取りとしては、オンラインショップのページを作り、 そこに商品を掲載できるようにサイト構築させて頂いたのが、去年11月の段階ですね。
弘美さん
オンラインショップの内容がね...掲載する写真だったり、その辺の見せ方が難しい。写真を撮るのも、factoriaで撮ったんですけど、ここらへんに並べて、パチパチ撮ったりしてました。
写真撮影は、全商品が同じように撮れていないとちょっとおかしいので、撮影時は、一気に撮影してという感じでやっていましたが、やはり慣れてないから、「次は何やるんだっけ?」っていう風になって、やっぱり所々おかしい箇所が出てきたりとかするから、それで結構手こずりましたね。あとは、意外と手こずったのが、送料をいくらにするか、箱のサイズ、配送業者さんはどうするか、でした。
まあ計算ですよね。
私、数字が本当に苦手だから、それでプラス1週間ぐらいかかったりとかしましたね。
佐藤
そうですよね。やっぱり箱の大きさによって値段も変わるし、郵便局かクロネコさんから送るかで、変わってきますもんね。
弘美さん
多分、そういうのに慣れていたり、ECサイト運営に関わってるような仕事をしてる人だったら、サクサクサクって出来るんでしょうけど、そういうのが全く初めてだったので、どこの情報を見たらいいのかもよくわかんなかったですね。
いろいろと調べて、この場合はこれで送料はいくらくらいかなとかっていう風に、一応なんとなく着地点は見つけました。
佐藤 ご苦労様でした!
一同
笑
弘美さん 購入する人とレッスンに来てくれる人、メールマガジンを見てくれる人の全部を繋ぎ合わせることで、事業を軌道に乗せたり、サービス向上に繋げていきたいと思っているので、今後余裕が出てきたら、その辺の仕組みづくりに取り組んでいきたいなと思っています。
そんな時は相談させて頂いたり、自分では手に負えないことが出てきたら、サポートをお願いしたいです。
《 実際に、ビジネスコラボしてみた感想は? 》
佐藤
一緒にお仕事してみて、お互いの印象はどうでしたか?
弘美さん 服部さんの印象は、すごく丁寧に進めてくださってるなっていう風に思いましたね。私は色々と疑問があると、バンバン質問しちゃうんですけど、調べればわかるようなことでも、丁寧に答えてくれるし。
すぐに答えられないことは、ちょっと週明けまで待ってくださいと、一旦、ちゃんとお返事をくださって、全然、ストレスを抱えずに済みました。進行に関しても全く不安の要素はなくて、どちらかというと自分が一番のボトルネックになっていたと思うので、かえって申し訳なかったと思ったぐらいです。
あとは、やっぱりビジュアルのことは、本当にお任せして良かったなって思いました。
この間もファビコンを変えてもらったり、写真を選ぶのも上手なので、私が結構そういう見た目や見せ方みたいなところが苦手なので、良い人と組めたと思いました。
佐藤
なるほど〜。余談なんですけど、私、服部さんと山登りしたことがあるんですね。
弘美さん
言ってましたね〜。
佐藤 先程、弘美さんがおっしゃった通り、すごく丁寧な人柄が登山中にも現れてて、全然余談なエピソードですが、皆さんにも知って欲しいのでお話しさせて頂きますね。
一同
笑
佐藤
服部さんを含めて3人で山登りに行ったんです。登り始めは、服部さんが我々をリードしてくれて山登りしたんですけど、ある時から服部さんと私が先頭をスイッチしたんですね。
そこから、私はスイスイスイっと登り始めたんですね。ある程度登ってきたところで、後ろ振り返ったら、服部さんももうお一方も誰もいなくてw えっ、どこ行っちゃったんだろうと!?っと思うわけですよ。
それから、しばらく待ったら服部さん達が登ってきたので、「どうしたんですか?」って聞いたら、服部さん曰く「ちょっと友人が疲れてたんで、一緒に休憩しました」とおっしゃられて。その時に、あぁ服部さんって、なんて優しいんだと思ったんですよね。
最初は、登山道はこのコースにしようとか、ここを通ると良いよとかっていう提案をしてくれて、登山初心者な私が一人でも十分大丈夫そうだなと思ったら、1人でガンガン行って大丈夫だよと言ってくれたり、ちょっと疲れた友人がいたらフォローして、休み休み、一緒に登ってきてくれるっていう。一人一人をよく観ていて、必要であれば寄り添ってくれたりと、すごく優しい方だなと思ったんですよね。
あの時に、人をケアしながら山登りをする服部さんの人柄に触れたという感じでしたね。私は人のことを全く気にせずガンガン行くタイプということもわかりましたw
一同
大笑
弘美さん
そもそもなんで山に行くっていう話になったんですか?
服部さん
佐藤さんから登山の提案をされて話をされたのがきっかけですね。
佐藤
そうでしたね!
ちょっと話を本題に戻しますね(笑)。服部さんは、弘美さんと一緒にお仕事してみて、どんな印象を受けましたか?
服部さん 丁寧な印象を受けましたね。最初からその印象があったのですが、ご一緒してみてやっぱり丁寧な方だなと。 あとは、真面目な方だなと。色々とご配慮いただいたり、やりやすかったっていう印象としてはあります。
また、色々とご質問も頂けたことで、こちらも過去にこういう質問があったっていう記録を貯めていけるので、逆に有難かったですね。
また、調べないとわかんないことはどうしても出てくるので、それはそれでこちらもまた同じ質問があった時に対応できるので、プラスになったかなっていう印象です。
佐藤
話が前後して申し訳ないんですけど、ウェブサイトを作る時って、例えば、Googleアナリティクスとか、Googleサーチコンソールなどの紐付けまでやって下さるんでしょうか?
服部さん
もちろん、やります。
弘美さん
それらをやってくれたんだっていうのはわかったんですが、使い方が全然わかってないから、ちょっと落ち着いたら、また相談させて頂こうと思ってたんです。
服部さん
ぜひ、いつでも。
佐藤 私はこれまでウェブサイト制作依頼をしたことがなく、自分でサイト制作やGoogleアナリティクスなどの紐付けもやっているのですが、サイト制作している人には簡単ですが、未経験者にはやや難しそうだなと思っていたので、サイト制作時に紐付けまでして下さると伺って、それは安心材料だなと思いました。
やっぱりプロが手がけたAMBER BOTLLEさんのウェブサイトは、ビジュアルでも楽しめますし、ブログも弘美さんの編集力が効いているためか面白くて、目も脳も両方楽しめるのがいいなと。
弘美さん
有難うございます!
《 これからの展開を試行錯誤しながら、歩を進めるお二人 》
佐藤 最後の質問になるんですが、お二人がこれからやりたいことや、今仕掛けてることについて教えて頂けますか?
弘美さん 2月1日にオンラインショップをオープンするので、そのご案内をウェブサイトに載せようと思ってます。 メルマガも1月から始めて、月2回配信しています。佐藤さんもメルマガ登録してくださって、有難うございます!
佐藤
弘美さんの書かれるメルマガは、読み物として面白く、構成がとても勉強になります。そういう意味で勉強させて頂いています。
弘美さん 私1人でやるのは面白くなくなっちゃうと思うので、面白い人に関わってもらいながらやろうと思っています。知人で開運ライターと名乗っている面白い人物がいるので、その人に開運ネタの記事をお願いしつつ、片付けアドバイザーという肩書きもお持ちなので、生活をシンプルにすることによって、自分の本当にやりたいことが見えてきたり、それにエネルギーを注げる様な話とアロマも通じるところがあるなと感じていました。なので、その方にコラム月2回のうちの1回分を書いてもらうことにしました。
あとは、季節のおすすめアロマを紹介したり、レッスンの情報だったり、「aroma & books」というタイトルで、私が今まで読んで、皆さんにおすすめしたいアロマの本の紹介をします。今後、オンラインショップをオープンしたら、おすすめアロマ情報などを配信しながら、オンラインショップの情報とリンクさせて、購入して頂く流れに繋げられたらなっていう風に考えています。
メルマガは、まだ2回しか配信してないんですけれども、何ヶ月かやってみたら、軌道修正しつつ、また新しいアイデアも出てくると思うので、定期的に見直しをする予定です。
佐藤
楽しみですね!季節のアロマっていうのはすごくいいですよね。
弘美さん
アロマは季節ものなので、他のアロマ教室やアロマ用品を売っている店舗さんだと、今月のおすすめアロマみたいな感じで、精油の紹介やブレンドなどをやってたりするので、意外と定番なやり方ではありますね。
佐藤
そうなんですね。
弘美さん あとは、本当は2月から始めたかったんだけれども、ちょっと諸事情で少し遅れちゃいそうな自分1人のプロジェクトがあって、今まで教室に来てくれた人に、精油のレンタルサービスを始めようと思ってます。
精油は、1本5ミリリットルぐらいなんですが、適数にすると結構なもので、1年で使い終わるのってかなり難しいと思うんですよ。
佐藤
ほぉ〜。
弘美さん
去年1年間やってみて、お客さんからよく聞くのが、やっぱりいろんな精油をちょっとずつ買いたいということでした。
佐藤
なるほど。
弘美さん
そういう声を聞いて、これはもしかしたら精油をレンタルするのはどうかなと。例えば、ベースのオイルは買ってもらって、精油はレンタルして、それで、マッサージ用オイルを作ったりすると使い勝手も良くなりますし、ベースオイルも売れるようになるかなとかって思ったり。そんなサービスを始めたいなと思ってます。
佐藤
面白いですね。2つ質問があるんですけど、精油1滴は何ccなんでしょうか?
弘美さん
一般的には0.05ミリリットルなんですけど、私が使っているフロリハナというブランドは、ドロッパーがちょっと小さくて、0.03ミリリットルです。
佐藤
そうなると、確かに、1瓶を使い切るのは大変そうですね。
弘美さん
大変ですよね。私が使っている精油1瓶だと、160滴分相当入っているんです。それはなかなか使えないですよね。
私もプライベートで、10年ぐらい経っているけど、まだ使い切っていない精油もあります。
佐藤
精油の使用期限はあるんでしょうか?
弘美さん
大体1年と言われていて、柑橘系は半年ぐらいと言われてます。ただ、状態次第なので、1年過ぎても匂いやベタつきなどをチェックしてみて、問題がなければ 芳香剤的に使うのであれば全然使っていいと思います。体に使う場合は、ちょっとどうかなっていう感じですかね。
佐藤
なるほど。もう一つは、精油のレンタルをするとなった場合、法律上は問題なくできるのでしょうか?
弘美さん
はい、レンタルは大丈夫です。
佐藤
良かったです。精油のレンタルっていうアイデアを初めて聞いたんですが、面白いですね。
弘美さん 多分、これまで精油のレンタルがなかったのは、レンタルしてちゃんと返してもらえるかとか、瓶なので破損の問題などもあるのかなと思います。 あと、精油をすごくいっぱい使われしまうと原価計算が合わなくなるとか、そういうのもあると思うんですね。
私が適数に制限を設けないのは、精油のレンタルサービスは教室で教えた人に限定しようと思っているからです。希釈濃度のこともお伝えしているので、例えば、20滴とか使う人は多分いないはずなんですよね。そんなに使うのなら、精油を自分で買った方がいいと思いますし。 その量を使うっていうことは、それだけ濃度が濃くなっちゃうから、何を作るのかという話にもなりますし。
やっぱり、一度でも実際に面識がある人だから、 借りたものはちゃんと返すっていう風になると思うんですよ。なので、そういう範囲で、精油のレンタルサービスを提供しようと考えています。
逆に、このサービスを利用したいから、教室に行ってみようかっていう風になってくれると良いなと思っています。
佐藤
良いですね。例えばですが、精油のレンタルを希望する方へ向けてのオンラインレッスン開催っていうこともあるのかなと思ったり。
弘美さん
そうですね。オンラインレッスンはやった方がいいんでしょうね、きっとね。今はまだ余力がなくて、そこまで頭が回ってないんです。
友達で九州に住んでる方がいて、「いいな〜いいな〜」「作りたいな」っていつもよく言われるんですが、出張で行くのはちょっと厳しいので。
佐藤 オンラインレッスンも取り入れることで、ひろみさんが考えるコミュニティが、いろんなところに広がっていくのも面白いのかなとかって思ったり。
あとは、精油をレンタルするっていうことは、最終的には、自分達で一から作れるようになってね、という意向もあるのかなと思ったりしました。
弘美さん
そうですね。色々とやっていく先に見えてくるものがあるんじゃないかなと思いながら、近いうちに精油のレンタルサービスを始めたいなと思っています。
佐藤
面白いアイデアを聞かせていただいて、有難うございます!
じゃあ、服部先生はいかがでしょうか?
服部さん
今年は、自社のホームページのリニューアルを考えています。
佐藤
なるほど。リニューアルのタイミングってどう決めたらいいんでしょうか?
服部さん 弊社の場合だと、新規サービスの公開時や既存サービスのアップデート時ですかね。 それらを、コーポレートサイトと繋げる必要があるので、そのタイミングだったり。 例えば、フリー素材のサイトがあるんですが、コーポレートサイトと1回切り離したので、もう一度フリー素材のサイトを作り替えて、コーポレートサイトと繋ぎ合わせたいと思っています。サイトは立ち上げて終わりということではなくて、拡散させるために作るわけですからね。
あとは、例えばですが、よくある予算の話ですよね。今期、予算使わないといけないっていう場合は、サイトリニューアルの相談があったりしますね。 ただ、リニューアルをどうしたいのかっていう話が結構難易ですね。見積もりを出すにしても、適当にごまかせて、ただお金だけ出してっていうのは嫌じゃないですか。だから、何をやるかっていうことをしっかりと提示して、クライアントの意向の擦り合せは丁寧に行います。
あとは、新規サービスを立ち上げているのですが、名称変更の必要があるのと、そのサービスを1つのコミュニティとして成立させるにあたり、いろいろと動かしていかなければいけないなと思っているところです。
弘美さん
お客様からの予算消化みたいな話って、結構微妙ですよね。仕事は有難いけど、何をやりたいのかよくわかんない仕事を依頼されるっていうのはかなり辛そうだなと。
佐藤
そうですね、目的が決まってないと難しいですね。
服部さん
弘美さんには、新規サービスに登録もしていただいているので、頑張ります。
弘美さん
何か協力できることがあったら、ぜひお声がけください。
佐藤
factoriaのSlackに流していただいたりもできますので、ぜひご活用ください。
弘美さん
私もアナウンスする範囲が狭すぎるから、広告もそろそろ真剣に考えなきゃなとか思っています。 ウェブ広告周りのことも全くわかってないから、 まずはそこをちゃんと知る必要があるなと思っているところです。
佐藤 私見ですが、Google広告などのリスティング広告を6年間ぐらい運用してきた経験から言えることは、まずは、コンテンツマーケティングをしっかりとやることが大事だと思っています。そこでしっかりと認知してもらうこと。
広告運用を始める際に、私のマーケティングの師匠でもあるアタラ合同会社の杉原剛さんから教えられたのは、「広告は最終手段」ということでした。広告運用は、費用も結構かかりますし。
弘美さん
そうなんですか。
佐藤 あとは、SEO対応やクエリ検索されたキーワードなども折り込むことも大事ですよね。 弘美さん はい、この前、佐藤さんから教えてもらったキーワードも追加しました。 マーケティングのこととか全く知らないので、デジタルマーケティングっていうんですか、そういうのを全然勉強してないから、やっぱりよく知ってる方にお聞きするのがとても勉強になりますね。
先程、言い忘れたのですが、今年の2月からは新しいレッスンを立ち上げようと思っています。フェイシャルトリートメントというもので、顔のケアの仕方というのを本格的に手技も交えて行っていきたいと思います。 フェイシャルトリートメントは、実際に顔を触るという、なかなか貴重な体験だと思うんです。
私も最初は人の顔を触ることにとても抵抗があったんです。
大切な顔に触れるわけなので、ちょっと恐る恐るで、本当にできるんだろうかと思っていたんですけど、経験を重ねていくと、少し余裕が出てきて、今まで正面で見てた顔と全然違う見え方ができたりするのが面白いなと、なんか変なところに面白さを感じちゃったりとかして。
そういう自分が学んで得た新たな視点もこのレッスンの内容にちょこっと反映させたいなと。 普通に手技だけ教えるとかじゃなくて。
佐藤 いろいろな考えが盛り込まれた新しい講座、楽しみですね! お二人共、サービスがスタートされたら、ぜひ教えてください。
今日は、お二人にいろいろとお話を伺い、改めて、キッカケ作りの大切さを実感しました。
本日は、お話を聞かせていただき有難うございました!
坂田 弘美さんプロフィール
公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)認定アロマテラピーインストラクター
1967年生まれ。神奈川県茅ヶ崎市出身。
大学卒業後、印刷会社制作部にてテクニカルライターとして大手電機メーカーのマニュアル執筆に携わったのち、外資系ITベンダーに転職し、開発部門にて英文マニュアルのローカライズに従事。
その後、エディトリアルな分野とテクニカルな分野の狭間で、自身のキャリア形成に迷うなかで「ものづくりは、使ってもらい、使い倒してもらって、はじめて価値が生まれる仕事」という気づきを得て、IT系の書籍編集者に転身を決意。2002年より株式会社ソキウス・ジャパンにて「徹底攻略シリーズ」(株式会社インプレス刊)の編集者として数多くの書籍を担当。2015年に同社を退職後も、引き続き「徹底攻略シリーズ」の編集を担当。
2021年いっぱいで編集職のキャリアに区切りをつけ、2022年よりアロマセラピーの教室「AMBER BOTTLE AROMATHERAPY」をスタート。
アロマセラピーとの関わり
アロマセラピーを学ぶ友人がトリートメント(施術)してくれたときの心地よさがきっかけでアロマに興味を持ち、独学でアロマを実践するようになる。IT系資格試験の書籍編集に携わっていたことから、自らも受験者目線を持つ意義を再考し、公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)のアロマテラピー検定1級の受験勉強を始める。
検定合格後、アロマセラピーの知識をさらに深めたいと考え、AEAJ認定アロマテラピーインストラクターの資格を取得。本職のかたわら、知人にアロマを教えたり、ボランタリーでアロマのコラム(https://mannaka55.com/category/column/lifestyle2/)を執筆するなどの活動を行う。
2022年からアロマセラピーの教室「AMBER BOTTLE AROMATHERAPY」をスタートし、西荻窪のコワーキングスペース「factoria」を拠点にレッスンを行っている。
事業内容:アロマセラピーの教育、アロマセラピーの普及活動、アロマセラピー用品、雑貨の販売
AMBER BOTTLE AROMATHERAPY URL:https://amberbottle.com/
Twitterアカウント:https://twitter.com/amberbottle24
服部 和友さんプロフィール
シノビプラン合同会社 CEO
1979年生まれ。福島県出身。広告等の制作会社を経て、2009年8月に個人事業主として創業。
主にWebの相談を請け負い、サイトの新規立ち上げ(ゼロイチ)やリニューアル等、
受託案件に携わっている。
Webサービス等(SaaS)の事業拡大に向けて2020年5月に当社設立。現在パートナー様と提携し、5〜8名体制にて稼働中。
会社名:シノビプラン合同会社
設立:2020年5月
事業内容:
1. インターネットに付随するデザインコンサルティング業務
2. Webサービスの企画・デザイン・制作・運営・改修等
3. アプリ開発
4. 企業広告・ロゴ・各種印刷物の企画及びデザイン
5. 各種イベントの企画・運営等
6. ドローンを活用した撮影業務
7. 動画制作及び編集
8. 前各号に附帯する一切の事業
Twitterアカウント:https://twitter.com/shinobiplan
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